もう九月も半ばに差し掛かりますが、やっと黒執事131話の感想を書きますよー(^^;;;
本編は相変わらず超大変な展開で坊っちゃんの顔を見るのが辛くて辛くて、だから心の平穏を活撃・刀剣乱舞に求めてたら、ああもうこっちも大変になってしまって全部しんどいわ。
実は活撃考察も友人とLINEでやってるんですが、どっかにまとめて載せられたらとは思うものの時間がない。といっても、私はまだ神審者歴60日くらいなんですけどね(テヘ
活撃9話くらいでようやくゲームと活撃と花丸と、とうらぶの世界観とそれぞれの魅せ方の特徴を俯瞰して見れるように、考察できるようになりました。←偉そう
ちなみにうち本丸の一兄はハワイで顕現し、大典太と鶴丸はアナハイムで顕現しましたw
驚きでしょw
もし黒執事スキーさんでとうらぶスキーさんがいたら、お友だちになってください。
で、131話の感想ですが、白詰草の花冠の表紙。これは過去にケルビン回想で語られた時の別視点のカットですね。
ケルビンの時は差し出す方、兄でした。今回は弟。わかるのが凄いですよね、、目尻と眉だけで、どっちなのかがわかる。先生恐るべしです。
白詰草の花言葉は「私のものになって」「私を思って」「幸運」「復讐」「約束」です。表紙が一瞬にしてホラーイラストに変わりました。そして綴られる言葉は
ーセバスチャンに意地悪されるのは僕だけ
ー僕たちはそっくりなのに身体が弱いのは僕だけ
ー元気で優しいのはシエルだけ
ー強くて頼れるのはシエルだけ
ー伯爵になれないのは僕だけ
切ない。。。
犬は飼い主達をヒエラルキー化しますしね、、疎外感を感じていたはずです。これがあったからセバさんの名前をこれにしたのかと思ってしましました。ファントムハイヴ家の一員になりたかったんだろうなと感じました。愛されていることは知ってる、でも自分はその資格がない、そう思っていたんだとおもいます。
そんな弟にディーは「次男なんだからふてぶてしくなれ」と言います。この言葉は、ディーは弟を「個」としてみていることがわかります。しかしこれに対照的なのが葬儀屋です。
おやおや、リトルファントムハイヴじゃないか〜
君はどっちかなァ〜?
まぁどっちでもいいか
小生にとってはどっちもファントムハイヴだ
個としてみていません。友人の言葉を借りるなら「血筋」でしかみていない。
これってけっこう重要な布石なのではないでしょうか。
一時は血筋が絶たれたと思ったが、1人は生き残った。そしていまはもう1人いる。
「小生の棺に・・・(以下略)」などなど変な発言が多い葬儀屋でしたが、弟、そして兄までをなにかの素材としてかみていない気がますます感じわれます。
怖いよ、葬儀屋怖いよ。。
個としてみていたディー、血筋でみている(気がする)葬儀屋。
では両親はというと、うまく表現できないんですが2つで1セットというか、兄が弟を包括する形で一緒に扱っている気がするのです。どこがといわれると困ってしまうのですが、弟を個でみている感は感じられないというか、、幼い双子だから当たり前なのかもしれませんが。。
でもそれでも、ディーが弟を個として扱っていたこと、葬儀屋が個の認識は必要としていなかったことは、今後どこかに繋がるんじゃないかなって思っています。
そしてそんな双子ですが、
兄は両親からも、長男として兄として、病弱な弟に優しくあれと教えていたのかなと思います。兄は紳士として、最高の自分の理解者として、遊び相手として、弟をみていたと思います。
なんというか、、これもうまくいえないのですが、精神的に兄は弟に寄っているんじゃないかと。依存とまではいかないでしょうが、なんとなく弟がいてこその自分みたいな。。
だから急にいなくなるものも嫌だし、一緒にいるのは当たり前。瓜二つの双子として育ってるから当たり前なのでしょうが、これって自分の意の外を行くことに拒絶するにも繋がるのかなと。
それが白詰草に繋がるのかなとおもいました。
自分の想定外の領域に踏み出した弟への戸惑い。
自分が思う弟でいてくれなくなったことへの制裁。
なのかなと。
セバさんのことをどこまで認識しているのかはわかりませんが、自分の未来を奪った憎いやつには変わらないでしょう。
呼び出したのが弟ってことも知っていると思いますが、このあたりの兄の感情は全く図れません。
自分の魂を食べたセバさんに復讐することで、弟を自分のテリトリーに戻したいって思っているのかもしれません。
次号ではあの惨劇の真実が弟の目線で語られそうなので、あの日の弟に嘘があったのかどうかもみれるといいなと思います。
広げに広げきった風呂敷、、先生これからどう畳むんですか?(笑)
でもまだ葬儀屋のもってる風呂敷もいくつかありそうだそ、、まだまだ広げそうですよね。
黒執事が終わるまでは死ねない。本気でそう思いますw